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バイセクシュアルの気持ち~GL的ガールズトーク~【前編】

セクマイ(※)と一括りに言っても、LGBT(※)をはじめとした様々なセクシュアリティ(※)があります。自分とは違うセクシュアリティの人の気持ちは正直分からないという人や、自分と同じセクシュアリティの知り合いがあまりいなくて寂しい思いをしているという人は多いと思います。そこで今回、バイセクシュアル(※)に注目し、当事者同士でぶっちゃけトークをしました!当事者たちの経験や本音をお聞きください!


※セクマイ…セクシュアルマイノリティ(性的少数者)の略。LGBTなどの多様な性を生きる人々を表す言葉。
※LGBT…L(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシュアル)、T(トランスジェンダー/性同一性障害含む)の頭文字。LGBTの他にも様々なセクシュアリティがあります。
※セクシュアリティ…性のあり方に関するあらゆることを指す言葉。例えば、生物学的な性別、性自認、性的指向、ジェンダー(社会的な性)、性的嗜好、生殖…などの様々な概念が含まれています。
※バイセクシュアル…男性・女性の両方を恋愛対象とする人。男女だけでなくあらゆる性別を恋愛対象とするパンセクシュアルもある。


ミカさん(19) 元気ハツラツな女の子。現在、男性とお付き合いしている。
アヤさん(19) 性別関係なく仲良くする主義。自分をしっかり持っている。
アンナ(20) GL編集スタッフ。女性とお付き合いしたことはなく、現在男性とお付き合いしている。


自分がバイセクシュアルだと気付いたとき


―自分がバイセクシュアルだと気付いたのは、どういうとき?

アヤ:私は中学生のときに同じ部活の女の先輩を好きになったとき気づいたかな。最初は憧れているだけだと思っていたけれど、徐々に手を繋ぎたいとか思うようになってバイセクシュアルだと気づいた。

アンナ:やっぱり、最初は自分の気持ちが恋かどうか分からなかったの?

アヤ:うん。普通に、この人凄く可愛い!と思っているだけだった。

ミカ:私も中学のときに女の子を好きになって、自分がバイセクシュアルだって気づいたよ!でも、小さい頃からずっとどこか周りと違うなというのはあった。

アンナ:周りとどこか違うな、とは?

ミカ:保育園の劇でシンデレラをすることになって、シンデレラ役の幼馴染の女の子がとても可愛い子だったから、王子様に立候補したら先生に怒られて、お母さんにまでバレた。そのときに女の子を可愛いと思うのは少し普通ではないのかなと思った。

アンナ:恋でなくても、どこか周りと違うなと思って気づくこともあるっていうことだね。

アヤ:私は小さい頃に周りとの違いを感じることはなかったかも。中学生のときに女の先輩に初恋するまでは、男女どちらにも恋愛的には興味がなかったから。

アンナ:自覚した時期について、色々な人がいるんだね。私は小学校の修学旅行で、部屋が2人隣同士に並べたベッドだったの。そのときに、相手の子を特に恋愛的に好きとかではなかったけれど、何か素敵なことが起きるんじゃないかと期待している自分がいて。え、何を期待しているの?と自分で驚いたのがきっかけかも(笑)少女漫画の影響で男女が2人きりの状況になると、告白されるかも!と妄想するようなのと似た感覚だったかな。


―気づいたときは、「バイセクシュアル」という言葉を知らなかったと思うけれど、その言葉を知ったきっかけは?

ミカ:中2のときに読んでいた漫画の中に「バイセクシュアル」という言葉が出てきて、男女どちらも好きになったことがあったから、バイセクシュアルって自分もかも!と思った。

アヤ:私も中2くらいで、さっき言った女の先輩が初恋だったから、そのときに周りの人と違うなと思ってすぐにネットで調べて、レズビアン(※)やバイセクシュアルという言葉を知った。

※レズビアン…女性同性愛者のこと。性自認(心の性)が女性かつ、性的指向(恋愛対象)も女性である人を指します。

アンナ:どうして自分はレズビアンではなく、バイセクシュアルだと思ったの?

アヤ:初めて調べたときは自分はレズビアンだと思ったけれど、その後に男の子相手でもドキドキすることを知って、バイセクシュアルの方なんだと思った。

アンナ:先に女性を好きになってから、男性も好きになると気付いたんだね。なんだか新鮮。私の場合、中3のときに仲良しグループの中に、世の中にはバイセクシュアルという人がいるらしいと、からかいの意味で話題として入ってきたの。そのときに私は初めて「バイセクシュアル」という言葉を知って、ちょうどそのとき凄く太ももが綺麗で色気のある友達のことを襲いたい!みたいなことを思っていたし、それまでに何度か男の子を好きになったことがあったから、自分はバイセクシュアルというものなんだ!と思った。 しかも、男女どちらも好きだという感じを全く表に出していなかったのに、その仲良しグループの中で1番バイセクシュアルっぽいのは私だと指さされてしまって。余計にそうなのかと思った。

アヤ:周りになんとなく感じ取られていたっていうのは凄いね。


―相手の性別によって好きになる感覚は違う?

アンナ:女の子に対して恋か分からない気持ちが恋に変わるときって、どうしても手を繋ぎたいとか身体的なことから入ることが多いような気がする。私は身体的なことから入って、いつの間にか守りたい!と思うようになっていた気がする。

アヤ:守りたい!か。

アンナ:でも、可愛い年下の女の子は守りたいけれど、かっこいい年上の女の人には守れられたいから相手にもよるかな。

ミカ:その感覚分かるかも!私は、この人と話すと面白いなって思うと好きになる。その人のこともっと知りたいと思うから、その人と色んなところに行ったり、いろんな話をしたりして、どんな話をするのかなというのを知りたくなる。そしたらもう恋だなと思う。大切で失いたくない人のことを好きになるかな。

アンナ:好きになるときの感覚って、大人になるにつれて変わったな。中高生の頃は襲いたい!から入って、そのあと誰にも渡したくない!守りたい!と変化していっていたけれど、今は可愛い!その笑顔をもっと見たい!という感じが多いかな。

アヤ:中高生の頃に比べると随分変わったんだね笑 私は昔から変わらず探求心が湧いたときかな。この人のこともっと知りたいと思ったり、身体的な面ではこの人にキスしたらどんな反応を見せるかな?この人にされたら私はどんなにドキドキできるのかな?とか笑 これは男の子相手でも全く同じなんだ。

アンナ:2人とも相手の性別に関わらず同じような感覚で好きになるの?

アヤ:私は全く同じかな。好きになった人がたまたま男性だった、たまたま女性だったという感じ。性別であまり区別をつけないで普段から接するし。

ミカ:私はどうだろう。Xジェンダー(※)だからよく分からない。

※Xジェンダー…男女どちらの性別でもないという性別の立場をとる人のこと。

アンナ:なるほど、性自認(※)にもよるもんね。相手の性別によって好きになるときに違いを感じたりするかどうかは、同じバイセクシュアルであっても人それぞれだと思う。アヤちゃんみたいに、好きになったのがたまたま女性だった!というタイプもいるし、男女それぞれに別の魅力を感じる人もいる。私は相手の性別によって好きになる感覚が違う後者なんだけど、よく考えてみると、好きになる感覚は相手の性別だけでなく、相手ひとりひとりによって違うかもしれない。

※性自認…自分の性別に関する自己認識のこと。

ミカ:恋愛は人によってパターンはあるけれど、やっぱりケースバイケースだからストレート(※)の人でも、そのときどきによって好きになる感覚は違うと思う。

※ストレート…異性愛者のこと。

アンナ:前回は一目惚れで好きになったけれど、今回は居心地がよくて好きになった!とかあるもんね。好きになるきっかけが違えば、好きの形も違うと思う。守りたいなのか、きゅんとするなのか、色んなところに一緒に行きたいなのか、襲いたいなのか…みたいな。人それぞれである上、個人の中でもそのときによって変わるものだよね。




 今回は、自分がバイセクシュアルだと気づいたときと、好きになる感覚についてお話しました。同じバイセクシュアルの中でも人によって違いがあります。決めつけたりせず、その人に寄り添った姿勢がとれるとよいですね!
 次回は、カミングアウトについてと、バイセクシュアルで嫌だったこと、良かったことについてお届けします!



Text by:anna
兵庫県・大学3回生
今回、絶対に書きたいとずっと思っていたバイセクシュアルの記事を書けて嬉しいです!

バイセクシュアルの気持ち~GL的ガールズトーク~【前編】
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